- 元服
- げんぶく【元服】〔現在では「げんぷく」が普通〕(1)男子が成人に達したことを示すための儀式。 服を改め, 髪を結い, 冠をつけたり, 幼名を廃し烏帽子(エボシ)名を付けたりした。 一二歳前後に行われることが多かった。 江戸時代には, 貴族以外は簡略になり, 前髪を切り落とすだけになった。 首服。 加冠。 ういこうぶり。 こうぶり。(2)江戸時代, 女が結婚して眉を剃り, 歯を染め, 丸髷(マルマゲ)に結ったこと。
Japanese explanatory dictionaries. 2013.